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神明の森みつ池は、成城の街の西端に位置する崖線の裾にある。
現在、東京都の緑地保全地区、世田谷区の特別保護区に指定されている。このあたり一帯の生態系は非常に自然に近く貴重で、都市周辺ではほとんど姿を消してしまった植物が自生している。
また、みつ池には、昔からゲンジボタルが自生している。みつ池から野川への水路はU字溝だったが、1990年世田谷区が散歩道として整備した。
水路のそばの水田は、神明の森にちなんで神撲田と名付けられ、収穫した米は、氷川神社に奉納されているという。
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世田谷区内には湧泉が多く、約30か所が点在している。
ここは小田急線成城学園前駅のすぐ近く、時折、電車の通る音が聞こえる。
この不動堂は、喜多見慶元寺の境外仏堂で、本尊は不動明王坐像。明治の初め、多摩川大洪水のとき、喜多見の河原に流れついたものを、喜多見の住人たちが見つけ、成田山新勝寺で入魂したと伝えられている。
はけ上には古い佇いの不動堂があり、湧水が二つの龍の口から、滝となって落ちている。
滝口には滝不動が祀られていて、かつては信者による水行も行われたという。
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釜状にえぐられた谷頭の谷壁から、湧水がこんこんと湧き出している。
うっそうとした林の中から湧き出した清水は、寄り集まって池となり、澄んだ水の池のほとりは、木陰になっていて、涼風が心地よい。
池から流れ出た湧水は、道路脇のせせらぎ水路へと導かれ、喜多見保育園隣の公園の池へ注ぐ。
さらに、その後、世田谷通りをパイプでくぐって野川へ流れ込んでいる。
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「次大夫堀」は六郷用水の別名てある。
六郷用水は、江戸時代、小泉次大夫が狛江の和泉で多摩川から水を引き、大田区六郷から大森に抜けて完成させた全長24kmの灌漑用水てある。
昔の掘には多摩川の水が流れていたが、今の「次大夫堀公園」の小川は、野川から水を汲みあげて浄化し、サケの孵化場や水田をうるおして、ふたたび野川へ戻している。
1989年5月、野川流域環境保全協議会の設立総会の日、記念植樹が行われた。以後、年に数回野川流域の自治体関係者か集まり、野川を一本の川とし、行政域を越えて流域全体の環境を保全していく方策を探っている。
| この写真は創林社刊「生きている野川」「湧水探訪 深大寺」より鍔山英次氏の許可を得て転載しました。 |
