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鍔山英次

野川の行方(野川の生物)






小魚の群れ

小魚の群れ
 下水道の普及もあって、野川は少しずつ清流に戻り、鳥や魚のすめる川によみがえってきた。
 コイの周りをドーナツのように取り巻いている魚影は、オイカワやクチポソ
 コイが放流されるようになったのは、いつ頃からだろうか。古老たちは、かつて野川にコイはいなかったという。野川にすむ魚の椎魚なども食べて成長するだけに、放流を控えることが課題になってくるだろう。


コサギ

舞うコサギ
 深い森と湧泉、なだらかな草地に恵まれた野川には、カルガモやコガモ、コサギ、セキレイなど、多くの水鳥がいる。
 夏にはカッコウの声がこだまし、オオタカも上空に舞う。
 春と秋の渡りの季節には、シギやチドリの仲間が観察される。山野にしかいないはずのキジやコゲラもいつの間にかすみつき、冬にはカワウまでもが飛来する。
 東京近郊では、まことに責重な自然環境である。



カワセミ

カワセミ



ユリカモメ

ユリカモメ



 カルガモは1回に9〜11羽のひなをかえす。
 カルガモの親子が一列に並んで泳ぐほほえましい姿を見かけることもあるが、ひなのうちで無事に成長するのは、わずかだという。
 散歩の途中で放す犬や、野良猫も脅威である。
犬に追われるカルガモ

犬に追われるカルガモ



この写真は創林社刊「生きている野川」「湧水探訪 深大寺」より鍔山英次氏の許可を得て転載しました。



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小金井タウン連絡会 E_mail:town@koganei.com