日坂宿の旅籠は川坂屋と萬屋があり、川坂屋は嘉永5年の、日坂宿大火後再建され武士を対象とした高級 旅籠で、萬屋は、江戸末期に建てられた庶民向けの旅籠である。 伊藤文七宅は万延元年から慶応3年まで問屋役を務めた家で、屋号は藤文といった。