渡邊家は江戸時代末期に問屋職を代々勤めた旧家で、また、材木商を商っていたから木屋の屋号 で呼ばれていた。
 土蔵は3階建てで、四隅の柱が上に行くにつれてすこしづつ狭くなる「四方具」(四方ころび) という耐震性に優れた技法で作られている。天保9年(1,838)上棟され町内最古の土蔵である。 

 
木屋の説明板三階建ての土蔵(文庫)





   当家は元「佐野屋」という商家で、壁は塗り壁で「塗り家造り」といわれ、町屋に多く見られま す。「塗り家造り」は「土蔵造り」と比べて壁の厚みには防火効果が多く昔から贅沢普請とも云わ れていた。元は城郭などに用いられた技術であり、一般には江戸時代末期以降に広まった。 
 なまこ壁の白と黒のコントラストが装飾的で、黒の壁と街道筋には珍しい寄棟の屋根とが相俟って 重圧感ある。

 
なまこ壁と「塗り家つくり」の家の説明文なまこ壁と「塗り家つくり」の家



 
なまこ壁と「塗り家つくり」の家の説明文「僊菓堂」云う和菓子を作っていた塗り家造りの商家



 
国登録文化財に指定された五十嵐歯科医院で大正3年に改築されたもの



 
志田家は味噌、醤油の醸造の商家で安政元年建立されたもの



 
かってはこの家のような格子の美しい家並みが多く、美しい木目にこの町独特の情緒が見られた。

 
全て欅の木で造られており2階の窓ガラスは手製のガラスが使われている贅沢なつくり。