行興寺は、およそ800年前、謡曲「熊野」で知られる熊野御前が尼となって建てた寺といわれている。ここには 熊野と熊野の母の墓が祀られており、境内には、熊野が植えたといわれている見事な藤がある。
 藤の木は多数あるが、その中の1本は熊野(ユヤ)の長藤と呼ばれて、国の天然記念物に指定されており、樹齢 850年、根回り2.9m、樹高2.5m、花の房の長さが最長1.5mの見事な藤である。

行興寺の入り口 藤棚に覆われた行興寺本堂
行興寺本堂の祭壇 熊野と母親の墓
天然記念物に指定された熊野(ユヤ)の長藤 行興寺の周囲にある藤棚