| 会報「美しい小金井」2号からピックアップ |
会員になって意識が変わる
東町 五関 信子
会員になる少し前、歩行困難な一人暮しのお友達に頼まれ、桜の葉の散る秋、毎日のようにいちご橋を渡
って彼女の家の周りや彼女の持っているアパートのまわりを掃きに通った。
いちご橋は一丁目から五丁目を往き来する時渡る多摩川線の陸橋である。その両端にはいちごの形をした
石がでんと置いてある。犬にはちょうどいいトイレらしく乾いている時は白く筋がついている。通る時臭い
もする。まわりには空き缶やボトルが風に吹かれて何日もころがっている。手には何も持って歩かなかった
ので「まだある」なんて思いながら帰ってきた。
でも、千野さんに『小金井を美しくする会」に誘われ会員になってから、自分の意識が変わり、ビニール
袋を持ち歩きふ拾って帰るようになった。
先日、会報の短歌で七万ニ千個も拾ったなんて書いてあったので思わずすごいエライとおどろきの声を出
してしまった。
道路に投げ捨てをしないことが一番いいにきまっているが、缶や紙屑を見つけたら拾うことを一人一人が
気長に心かければ小金井も美しい町、きれいな町になるのではないか。それには会員を増やすことがよいの
では・・・。私もお友達に声をかけてみよう。
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モラルの低さを嘆く 緑町 渡部 幸平 私は、毎日とはいかなくとも自分の地域の周辺のゴミ、空き缶の収集は今まで通り個人的に続行するほ はないものかと思うようになった。ということはあまりにも一般大衆は、モラルが薄すぎる。収集した翌 日には見事に汚している始末。戦後特に日本人の悲しい特質かと思われる。じぶんさえよければの風潮と 思われる。 緑豊な小金井は、多の地域からは美しい街と囃されるが、もっともっと努力して美しくしたい。 |
誇れる自然を守る美しい町に ドクター 稲垣 元博 小金井市にも新しい市長が誕生した。 新市長が真っ先に取り組むべき仕事は、いうまでもなく、小 金井市の深刻な借金財政の再建です。従って大きな財政負担を伴う開発などは後回しにして、一刻も猶 予できない教育・福祉に重点を置いた市民のための市民の政治を心がけて欲しいものです。 同時にお金を掛けないでも出来る素晴らしい政治があります。小金井市は天下に名だたる桜の名所で す。 春ともなれば、東京中の風流人が小金井公園と玉川上水の沿岸の桜を見るために集まります。そんな 素晴らしい誇るべき自然を持ちながら、小金井市の環境はどうでしょう。道路という道路は空き缶と紙 屑と煙草の吸殻でよごれっぱなしです。昨年4月から小金井市議会で決議されたポイ捨て禁止条例で空 き缶やゴミを捨てる現行犯には二万円以下の罰金が課せられることになりましたが、PR不足のため街 は少しも綺麗になりません。 有志で自発的に結成された「小金井を美しくする会」が年に数回旗を立てて空き缶とゴミ拾いのキャ ンペーンをやっていますが、市民はまだまだ無関心です。新しい市長さんの奮起を期待して止みません。 次ぎのような「禁札」を市内目抜き通りにたててみては如何でしょう。 禁札 これなる町小金井は天下になだたる桜の名所にして、内外の風流人の訪れる者すくなからず。よって き缶、紙屑などを路上に捨てるものは、98年4月1日から施行の「ポイ捨て禁止条例」にて2万円以下の 罰金に処せられるにつき、くれぐれもご注意あるべし。 大岡市民の守 |
公園を綺麗に
前原町 青砥 亮吾
とかく日本人は誰もが大変忙しく 一生懸命働いているのはよいけれど なぜほんの少しの注意心を喚起
して公園を綺麗に使用できないのだろうか ちり箱も近くに置いてあり 吸い殻入れもきちんと備えられて
いるのに どうして公園がこんなに汚れてしまうのだろうか くずかごに僅かの紙くずをいれるのに
吸い残りの煙草を始末するのに どれだけの時間がかかり どれほどのエネルギーを浪費するというのだ
ろうか 職場や家庭での憂さ晴らしのつもりで 公共施設を汚しているのなら とんでもない大馬鹿野郎だ
開放された気分になり 何気なくそんなことをしているのなら ぶしつけも甚だしい野郎だ
どんな働き者だからといって 一から十まで己の都合のみ考えていたのでは この世は汚れ暗くなってし
まうだけだ
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日々是好日 編集長 大木 薫 「日本禁煙推進医師歯科医師連盟」が、「嫌煙和歌」を募集している。例の向井さんが、宇宙で呼びかけた 「下の句」を決めて「上の句」を一般募集した方式だ。「ニコチン中毒ところかまわず」が「下の句」だ。 ▲五七五で「上の句」を作ってみた。「ゴミ拾い、吸い殻多く喫煙者、ニコチン中毒ところかまわず」−− 落ちているゴミの中では、タバコの吸い殻が横綱だ。▲東京・自由が丘に、この町を美しくするために、 「自由が丘DUSTERS」が出来た。二十代の若者が、真っ赤なジャージを着て、土日に町を清掃する。商店街 がスポンサーになって、清掃会社と契約を結び、町の再生を計っての企画だ。彼等は「自分達もタバコをす っていたが、ゴミを拾ってみて吸い殻の多いのにびっくり」といっていた。▲「ニコチン中毒(依存症)は、 理性を麻痺させる。どんな善人も、タバコに関しては自己防衛の姿勢をとらせる。自分のけむりが他人に迷 惑をかけていることすら考えが及ばない。▲先日武蔵小金井駅前を清掃している人がいた。市内のタバコ小 売商のグループだという。年をとった人達が多かったが、「本当に吸い殻が多いですね」と驚いていた。客 待ちのタクシー運転手に「あなた達はやりませんか」と笑いながら聞いた。「とんでもない」という顔をし ていた。皆が美化に協力して欲しいのに。 |
短歌 緑町 小山敏雄 春朝(あした) 鼻拭いた手を 風の運んだ はなびらの 新服にこすりつけ その汚れなき 淡き紅 握手求めて 又駆けて行く 拾われたゴミは漢字で護美と書く 草原を 吸い殻よお前 心して呉れ 駆り来たるか 蒙古の児童(こ) ひとつきぶりの朝の顔(かんばせ) |
